エルちゃんは近所でも評判の美人柴で、とても賢い忠犬だったそう。
飼い主さん似の細面、大きな目とおちょぼ口が特徴です。
家族みんなにたくさんたくさんの愛情を注がれ、16歳でその生涯の幕を閉じたエルちゃん。晩年は毛の色が真っ白になり、目も見えなくなり…。それでも最期の一週間、一日でも長く生きてほしい一心で毎日獣医さんに点滴に通ったというK中さん。
思い入れが強すぎて彼女が死んでしまってから2年は写真を見ることもできなかったそうです。晩年の写真をベースに若い頃のイメージで…というとても難しいオーダーでした。そのため若くて綺麗な頃のエルちゃんの姿を思い出していただいて、飼い主さんと一緒に思い出を再創造するような作品となりました。